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by jpc-cs
『お金をためて・・・』 -【第8回】2005年7月9日(土)-
先日テレビで、脱北して隠れ住んでいる人たちのインタビューを見ました。それぞれ、私たちが想像もできないような悲惨な体験をしてきているのですが、その中でも16才の少年のインタビューはとても心に残りました。

北朝鮮については拉致被害者問題や核保有問題など、テレビや新聞で連日報じられていますよね。そして、今回取り上げられていた脱北者問題。親子3人が日本大使館に駆け込んだ事件を記憶している人も多いでしょう。亡命に失敗し捕まった場合は例外なく政治犯収容所に送られるそうです。そこでは化学兵器(液体ガス)の人体実験などが行なわれ、大人・子供にかかわらず無残に殺されているといいます。日本で普通に生活している私たちにとっては非現実的に思えるようなことですが、実際にそんな状況の中危険を冒し、自分の国を脱出する人が数多くいるのです。そこまでしなくてはならないなんて北朝鮮での生活は一体どんな酷いものなんでしょうか。私たちに想像できるはずもありませんが・・・。

そして、インタビューに登場した少年も国を逃れてきた一人。彼は両親を亡くし16才にして天涯孤独。家畜の世話をする代わりに村の人から食べ物をもらい生きる毎日(しかし、この取材の数日の間に隠れていた村に警察の捜査が入り間一髪で逃げられたものの、住む場所を追われてしまいました)。

彼が国を出る際に持ってきてずっと大切にしているものがありました。それは学校の制服。しかし、貧しかった彼は実際に学校に行ったことはないそうです。もちろん字を書くことも読むこともできません。

そんな彼が語った将来の夢が印象的でした・・・「お金をためて勉強したい。」

世の中には勉強したくてもできない人がいるんです。それどころか、その日一日を生きることさえもままならない人もいるんです。

高校生のみなさん、勉強できる環境に感謝しましょう。その環境を与えてくれている親や学校に感謝しましょう。普段当たり前だと思っていることへの感謝を忘れずに。感謝の気持ちがあれば、物事も良い方向に進みますよ!

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by jpc-cs | 2005-07-09 09:53 | ちょっとコラム
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