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by jpc-cs
『40の人格を持つ男』 -【第11回】2005年7月12日(火)-
もう卒業しましたが、ある生徒の話。

この男の子、将来の夢は小説家です。本を読むこと、小説を書くことが3度の飯より好きでした。おかげで国語以外の勉強をさせるのが大変だったんですが(笑)

 ある日突然、彼が言って来ました。

「実は僕、自分の中に38人の人間がいるんです。」


「へっ!?」
(どこから出したか分からないような声が出たのを今でも覚えています)

 よくよく話を聞いていくと、自分を主人公とし、自分が小説を書きやすいようにいろんなキャラクターを作っているのでした。全ての登場人物に名前や年令があり、それぞれに役割がありました。

この世のトップに君臨する「絶対者」、その人のもとで指揮をする「支配者」、人口知能を持つロボット、家族、友人、知人、もちろん恋人・・・。あ、家庭教師やお手伝いさんもいました。

 勉強をさぼったりしたら、絶対者と恋人に怒られるとも言っていました。また、状況に応じて違う人間になることもできるようでした。何回か本人以外のキャラクターと話しをしたこともあります。

 あ、決しておかしな子じゃないですよ。すごい想像力なんです!頭もメチャメチャきれるんです。尊敬に近い気持ちを持ったこともあります。

 ただ・・・、私をイメージした人物もいたらしく、役は指導者でした。普段の生活態度を指示・管理するらしいのですが(ま、仕事通りと言えばそうなんですけど)、結構な大物で彼が尊敬する一人らしいのです。「そんな勝手な(^_^;)と思いながら、現実でも尊敬されるよう奮闘してました(笑)。

 当然彼は今、文学部に行っています。先日、会いに来てくれたんですけど、また2人ほど増えてるらしいですよ(^ ^)

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by jpc-cs | 2005-07-12 10:06 | とある受講生
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