過去記事倉庫
by jpc-cs
自己分析-チューター日記-
本日もご覧いただき、ありがとうございます。

『自己分析-チューター日記-』【第149回】2005年11月28日(月)
****************************************
あなたは自分をしっかりと理解できていますか?





まだまだ高校生のみなさんにとっては先の話かもしれないが、
大学3年生の終わりから4年生の初めにかけて
就職活動というものをやる(大学院に行く者以外は)。

そのときに一番初めにやらなければいけない
と言われているものが 「自己分析」 というものである。

「自己分析」とはなにか?

それはこれから企業に自分を売りこむにあたって
自分というものがなんなのか? なにが得意で、なにが苦手なのか?
大学生活でなにを得たかなどを考えるのである。

こうやって振り返ってみて自分のアピールポイントや弱点を見つけて
それを紙に書いていくのだ。

自分の得意なものを自分で考える訳だから
けっこう恥ずかしい思いをしながらあげていく。
こうやって自分を知ることによって
今後の戦いかたが決まっていくのだ。

「面接のときに自分は部活の話ならばいくらでも話すことがあるが、
学校でなにを勉強したかを聞かれると弱いので、
その話には極力持っていかないようにしよう」
などと作戦を立てたりする。

この「自己分析」を怠ると絶対に面接はうまくいかない。

そしてこの就職活動の時期というのは
高校2年生の受験まであと一年というこの時期(12月くらい)と
よく似ていると今になって思う。

将来について考え初め、自分がなにをやりたいのか?
自分はどこの大学に行きたいのか? を考える。

そのときにやはり大事なのは「自己分析」なのだ。

もう既に将来やりたいものがあって、それに向かって一直線の人はいいが、
ほとんどの人はそうではないと思う。

実際に私も決まっていなかった。
そこでこの時期に自分を改めて見直してみるのだ。

そこで初めて自分がやりたいものが見つかる人もいれば、
それが見つからない人も、自分が得意なものがわかることによって、
それを生かして自分が向いているものが見つかるかもしれない。

そして目指す道が見つかれば現段階で自分に足りないものも見えてくるのだ。

例えば、○○大学の○○学部に行きたいと決めたとしよう。
そして、そこの受験科目は英、国、数であるとしよう。

自分を正確につかんでいれば、
「そこの学校の問題の英、国はなんとかなりそうだが
数学はとても歯が立たないので数学を頑張ろう」
ということになるのだ。

このように自分を知るということは
これからの計画を立てるうえでも欠かせないことなのだ。

一生の中で自分の将来について真剣に考える時期はそんなにありません。
そんなときにまず自分を知るということで
「自己分析」をしてみてはいかがでしょうか?
by jpc-cs | 2005-11-28 10:21 | チューター
<< これって進路相談!? 夕陽 >>